英会話レッスンで成果を出せる人と出せない人の3つの違い

「英語に慣れて、流暢に話すためには英会話レッスン!」

そう考えている人はとても多い。

でもこの考えは、ある意味では正しいが、ある意味では間違っている。

どういうことかというと、英会話に通う”だけ”では決して成果が出ないからだ。

英会話で成果を出すためには、実はコツがある。

それを知って実践している人は成果を出せるし、知らずに通っているだけの人は、いつまでたっても成果が出ない。

今日は、私のクライントで、現役バリバリの外資系企業のマネージャーであるAさんも陥っていた、「英会話に通うだけでは成果が出ない」件を解説します。

「英会話レッスンで英語は上達する」のワナ

現在、私のコーチングを受けて3ヶ月のAさんは、ここ2年、某有名英会話スクールで、1回40分のレッスンを週2回受講し続けてきた。

彼は、一度決めたら、とことんやり抜くタイプの人間で、社内からの信頼も厚い。

だからもちろん、毎回のレッスンにも真摯に取り組んできたのだが、職場でのコミュニケーションにはほとんど活かせず、苦労が絶えないと、弊社のカウンセリングにやってきたのだった。

初回のヒアリングで、英会話レッスンの話を伺ったところ、そこには英会話レッスンで成果を出せる人と出せない人にみられる大きな3つの違いが、顕著にあらわれていた。

そこで、3つの違いを説明し、コーチングと英会話を併用しながら続けたところ、開始からわずか3ヶ月で英語力が開花。

今では、通訳なしで、海外のエグゼクティブとの1on1をこなせるようになり、社内での評価をさらに高めているのだ。

英会話レッスンで成果を出せる人と出せない人の3つの違い

違い1)「英会話レッスン=練習試合」という認識の有無

英会話レッスンは、いわば、練習試合のようなもの。

つまり、「日々のトレーニングの成果を、実戦形式で試す場」、というのが適切な認識だ。

あらゆる競技において、練習試合ばかりをしていても、強くなったり、スキルが上達することがないのと同様に、英会話レッスンばかりをいくら繰り返しても、日々のトレーニングを怠れば、英語力が上がることはない。

英会話で成果を出す人は、英語習得のために日々、必ずなんらかの努力を重ねている。

違い2)レッスンの振り返りをしているか否か

英会話レッスンで成果を出している人は、毎回レッスンの振り返りをしている。

それは「今日はうまくいったなあ」とか「なんかイマイチだった」という感想レベルではなく、レッスンの中で、

  • 伝えたかったたけれど、うまく英語で表現できなかったこと
  • 講師に聞き返されたこと
  • 講師の話でよく聞き取れなかったこと
  • 理解できなかったこと など

を細かく振り返っているのだ。

これら1つ1つは、あなたが英語力を向上させる上で、克服すべき課題。

毎回1つでもいいので、次のレッスンまでに練習すれば、英語力は確実に上達する。

しかし、多くの人は、レッスンを受講しっぱなし。

課題の特定も、課題を克服するための練習もしないかから、「あれ、この質問また答えられない」と、同じところをグルグルと回り続けることになってしまうのだ。

違い3)レッスンをリードする気持ちの有無

フリー・カンバセーションにしろ、教材を使ったレッスンにしろ、重要なのことは、あなたがそのレッスンで「何を得たいのか」が明確であること。

  • 自己紹介を練習してきたので、フィードバックがほしい
  • 来週予定しているプレゼンを練習したいので、聞いてほしい など

得たいものを明確にしてから、毎回レッスンに臨もう。

特に、教材を使ったレッスンは、総花的な内容になりがち。

”自分の日常”には関係のないシーンだと感じたら、最初から飛ばしてしまうことも大切。

あなたが主体的にリードし、レッスンの内容をコントロールすることで、毎回のレッスンで得られるものは、何倍も違ってくる。

英会話レッスンの費用対効果を高めて、成果を出せる人になろう

いかがでしたでしょうか?

1回の英会話レッスンを1回で終わらせるのではなく、事前に準備をし、振り返ることで、2倍、3倍の成果につなげることができるのです。

3つの違いを知って、実践していけば、あなたの英会話の成果は、Aさんのように全く違ったものになりますよ。

是非参考にしてみてください。

  • 「英会話に行っているのに上達しない」
  • 「TOEICの点数は取れるのに、英語が話せない」

そのようなお悩みをお持ちの方は、弊社のカウンセリングで相談してみませんか?

現状を変えるための、さまざまなアドバイスができますので、ぜひお気軽にどうぞ。→https://orusti.com/session/