「英語の質問には、なんとか応じられるけど、そこから会話を広げるのは苦手」という方は、結構いらっしゃいます。
かくいう私も、英語に自信のない頃は、聞かれたことを答えるのにいっぱいいっぱいでした。
だから、「自分から質問するなんて無理」、「もうちょっと英語が上達するまで勘弁してほしい」と思う気持ちも、痛いほどわかります。
でも、英語で会話を広げることができると、一気に相手とのコミュニケーションが深められるんです。コミュニケーションが深まれば、何かあったときに「意見を聞いてみよう」という存在になれます。
そこで今回は、英会話レッスンをしている方のために、レッスンを利用した会話の広げ方をお伝えします。
会話を広げる3つの方法
今回は、会話を広げる3つの方法をご紹介します。英会話レッスンの講師との会話を思い出して、試せそうなものから実践してみてくださいね。
会話の広げ方1:時系列に話す
具体的な方法の1つ目は、時系列に話す方法です。
例えば、趣味の剣道について話す場合、まずは現在の状況から話し始めます。
最初に、最近はあまり練習ができていないこと、その理由などを述べます。
次に、過去の経験や成果を話します。小学生から剣道を始め、高校まで熱心に取り組んできたことや、大会での経験などを振り返ります。剣道を通じて学んだことや、成長した点についても触れるのもよいでしょう。
そして最後は、未来についての話題に移ります。再び練習を再開したいという意欲や、将来子供たちに剣道を教えたいという目標、自分の未来に関する希望や展望を述べると、未来志向の明るい印象で話を終えられます。
会話の広げ方2:話題を横展開する
次の方法は、今話しているトピックと関連する別の話題に、話をポンポンと横展開させる方法です。
例えば、最近見た映画の話から、最近読んだお気に入りの書籍や雑誌、ドラマ、音楽などについて、話題を展開させます。
これにより、ひとつひとつのトピックの掘り下げは深くなくても、たくさんの話題を提供できます。盛り上がりそうなトピックに当たれば、そこを少し掘り下げることもできます。
会話の広げ方3:細分化する
最後に紹介する方法は、細分化です。1つの概念やトピックを、さらに細かく分けて話を展開していきます。
例えば、旅行について話す場合、まずは国内旅行の経験、海外旅行の経験について話します。そして、海外旅行で特に印象に残ったことや美味しかった料理、感動した出来事、日本との違いを感じた点など、さまざまな角度から話題を広げます。
この方法では、会話の流れに合わせて自由にトピックを細分化し、展開していくことができます。
ビジネスプレゼンのように厳密な枠にとらわれる必要はなく、自然な会話の流れの中で、アイデアや思いつきを話題に織り交ぜましょう。
まとめ
これらの方法を活用して、英会話のレッスンでより有益な対話を楽しんでください。講師とのコミュニケーションが深まれば、会話をするのも楽しめるようになり、英会話の上達も早まることが期待できます。
でももし、「日本語でも会話を広げるのが難しいし、苦手」と感じているのでしたら、まずは日本語からです。日本語でできないことは、英語でももちろんできません。
慣れの問題なので、同僚に「おはよう」と声がけしたら、プラスアルファのひと言を添えてみる。
唐突感があって、びっくりされそうなら、お店の人や患者さんなど、初めて会う人で練習するのもおすすめです。
とはいえ、ひとりで取り組むのは大変という方は、ゴール設定から学習メニューの組み立て、ゴール達成まで伴走する英語コーチングをご検討ください。
弊社では、1日30分の学習からスタートし、6ヶ月で必要とする英語でのコミュニケーションを実現するプログラムを提供しています。
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