みなさん、こんにちは。英語&ビジネスコーチの鈴木逸郎です。
ビジネスパーソンは、毎日本業に忙しい!本当にお疲れ様です。
そんな中、「英語はちゃんとやりたいけど、本業が忙しくてなかなか時間が取れない」というジレンマを抱えている方も、多いのではないでしょうか。
私も会社員時代は、時間があればあるだけ仕事しちゃってました。例えば、プレゼンひとつとっても、「これで来期の予算が決まる」と思うと手を抜けません。可能性を1%でもあげておきたいと、深夜まで準備なんてことも…
だから今日は、私が会社員のときに実践していた、少しの工夫で学習時間を確保するとっておきの方法をお伝えします。
一日の時間の使い方を振り返る
まず、自分が毎日をどのように過ごしているかを把握します。現状を正確に把握できれば、改善することは比較的簡単です。まずは客観的な視点で、自分自身の行動を振り返ってみましょう。
方法は、朝起きてから就寝するまでの行動を、15分単位で紙に書き出します。
書き出し方のポイントは2つ。①行動の事実のみを淡々と記録すること、②1日だけではなく3~7日分くらい書き出してみること。そうすれば傾向が見えてきます。
毎日の習慣に英語学習をくっつける
一日の活動の中には、3度の食事、朝の支度、通勤、入浴など、毎日欠かさず行っている活動がたくさんあります。これらはすでに習慣化されたもの。
時間が無いと認識している方にまず試して欲しいのは、この毎日の習慣に、英語学習をくっつけるという方法です。
なぜなら、英語学習の時間を最も簡単にとれるからです。例えば、
・朝の支度時に、英語ニュースをつけっぱなしにして聞き流す
・トイレで、単語アプリをする
・駅まで歩きながら、リスニングをする
・電車移動時は、リーディングや単語の暗記
・入浴しているときに、音読をする など
英語学習を、すでに習慣化していることにくっつけられないか?という視点で考えると、意外なほど多くの学習時間を確保できたります。
まずは毎日たくさんある習慣の中から1つを選んで、英語学習を始めてみてくださいね。
スキマ時間を活用する
まとまった学習時間を確保しずらいビジネスパーソンにとって、「スキマ時間」を有効に活用することはとても重要。
ただし、「スキマ時間」は、不意に発生することが多いので、貴重な時間を無駄にしないよう、事前に学習内容を決めておくことが大切です。「スキマ時間」は短いことが多いので、次のような学習が効果的です。
・単語の暗記。15分あれば新しい単語を10個は覚えられますし、時間の成約があるからこそ、高い集中力を発揮できます。ゲーム感覚で覚えられるアプリもあるので、それらを活用すると「スキマ時間」がとても楽しいものになるかもしれません。
・英語のニュースを読む。スマホでも、紙媒体でもよいですが、時間がなければヘッドラインを眺めるだけでも学習になります。時事トピックを英語で語れるようになれば、ビジネスパーソンとしてのレベルアップにもなりますよ。
休みの日にまとめて学習する
それでもやはり、「平日は時間を取れない」と言う場合は、あきらめる前に、休みの日を軸とした学習プランを組み立てましょう。
休日にまとめて学習するメリットは、
・しっかりと学習時間を確保できる
・疲れていないので普段より高い集中力で学習できる
・落ち着いてできる など
土日祝を合わせた日数は1年で約120日。これだけの時間を計画的に活用でれば、大きな効果が期待できます。
しかし、平日に全く学習しないというのはやはりNG。なぜなら、せっかく学習した内容も、何日も放っておくとすぐに忘れてしまうから。
おすすめは、休みの日にまとめて学習した内容を、平日は最低限の時間でメンテナンス(復習)だけ行うという方法。
これなら忙しいビジネスパーソンの方にも、実践できるのではないでしょうか。
まとめ
・一日の時間の使い方を振り返る
・毎日の習慣に英語学習をくっつける
・スキマ時間を活用する
・休みの日にまとめて学習する
最後に、時間があるなら「家族サービスをしないと…」という方の場合、英語を学習して達成したい夢や目標について、ご家族としっかりと話し合い、理解を得ることがとても大切。
あなたが仕事で成功することは、ご家族の幸せにも直結しています。また、身近な人の応援は最強のモチベーションにも、いいプレッシャーにもなります。
TOEICの点数や昇進や転職など、具体的な目標を定めて、英語学習をスタートさせましょう!
学習内容に迷っている方は、こちらよりお気軽にご相談ください。