モチベーションに左右されずに英語学習を続ける7つの工夫

前回、英語学習において、モチベーションを持ち続ける必要はなく、明確な目標を掲げてスタートするとき、学習習慣が定着するまでの1、2ヶ月程度あれば充分なことをお伝えしました。
 

英語学習にモチベーションは重要か?必要なのはスタート時の1、2ヶ月でいい

2024年10月28日

なぜなら、私は日々の英語学習は、食事や通勤のように自然でルーチン化されたものとして定着させるのが理想で、モチベーションは不要だと考えるからです。

今回は、私も実践しているモチベーションに左右されないで英語学習を続けるための、7つの工夫をお伝えします。

「英語を習得したいけど、モチベーションが続かない」と、英語学習を挫折してきた方は、「英語学習の継続にモチベーションは不要」と、価値観を書き換えてお読みください。

モチベーションに左右されずに英語学習を続ける7つの工夫

ここからは、英語学習を続けるために、実践していただきたい7つの工夫を具体的にお伝えします。全て、モチベーションがあっても無くても続けられる方法です。

前提として、短期的な学習の成果を追い求めるのではなく、まずは長期的な視点で日々のプロセス、つまり学習習慣を作ることに価値を見出すことが重要です。

毎日英語に触れることそのものを目標とし、その結果として上達するという考え方にシフトすれば、モチベーションに左右されにくくなります。

7つのうち、どれか1つでもご自分にあった方法が見つかったら、まずは3週間を目安に続けてみてください。一般的に”3週間続けられれば習慣化する”と言われていますよ。

工夫1:学習時間を固定する

毎日決まった時間に英語学習を行うことで、習慣として定着しやすくなります。

例えば、朝起きた時や寝る前、通勤中など、日常生活の一部として学習を取り入れることで、自然と継続しやすくなるからです。

ポイントは、”学習時間を決めて他の予定を入れないようブロックする”ことです。これにより、学習が他の予定に流されにくくなります。

工夫2:トリガー(きっかけ)を作り、習慣の連鎖を利用する

既に習慣化されている行動と英語学習を結びつけることで、無理なくルーチン化していきます。

例えば、下記のように特定の行動を学習のトリガーにするのです。

  • 朝のコーヒーを飲む時間に英語のニュースを聞く
  • 昼休みに英語のニュースサイトをチェックする
  • 寝る前に英語のフラッシュカードを5分間使う

その他、「○○した後に英語を勉強する」というルールを作ると、学習の開始がスムーズになります。

工夫3: 具体的で小さな目標を設定する

1日の学習内容を具体的に決めておき実行しやすくします。

最初は、「10分間リスニングをする」や「新しい単語を5つ覚える」など、手軽にできることを設定しましょう。やることが明確で簡単なら、モチベーションに関わらず始めやすくなります。

また、小さな目標にすることで、取りかかるハードルも下がり、完了した時の達成感も得られるので、毎日コツコツ続けられるでしょう。

工夫4: 環境を整える

英語学習をスムーズに行える環境を整えておくことも、ルーチン化に役立ちます。

例えば、机の上にフラッシュカードやアプリを起動したタブレットを用意するなど、学習に集中できる環境を整えることが大切です。

学習ツールや教材を常に手元に置き、すぐに取り組める状態にしておくことで、始めるまでの抵抗を減らします。

工夫5: 「学習しない」という選択肢を無くす

学習をする、しないの選択肢を自分に与えないことも有効です。

例えば、「毎日必ず10分間は英語に触れる」といったルールを決め、学習しない日を作らないようにします。完璧を求めるのではなく、”短時間でもいいから必ずやる”というマインドセットを持つことで、習慣化が進みます。

医師の毎日は多忙を極めますから、ときには「今日は仕事で英語の文献を読んだからOK」と割り切ることも大切です。業務に役立てるための英語を習得するので、仕事の英語と学習の英語を分けて考える必要はありません。

工夫6:学習記録ノートや習慣トラッカーを使う

学習の進捗を視覚化することで、モチベーションに頼らずに継続することができます。ノートやアプリを使って、毎日学習した内容や時間を記録し、達成感を得るのも効果的です。

記録を続けていると、「せっかく連続しているから今日もやろう」と思う心理的な効果も働くといわれています。

工夫7:インセンティブを設ける

学習を終えた後に自分へのご褒美を設けることで、続ける意欲を高められます。

小さな達成感や報酬がモチベーション維持に役立ち、ルーチン化しやすくなりますよ。

工夫5とは矛盾しますが、週に1回程度の勉強をしない日=チートディを作って、リフレッシュするという方もいますよ。

 

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2024年10月28日

まとめ

いかがでしたでしょうか?

気になるものから試してみて、英語学習の時間を習慣にするのにお役立てください。

英語学習は、長期的な視点で取り組むべきプロジェクトであり、時間をかけて少しずつ積み上げていくものです。

とはいえ、自分だけでは、「どんな学習をしたらいいのかわからない」、「英語でプレゼンテーションをするのに、どんな準備が必要なの?」など難しいこともあるでしょう。

弊社では、1日30分の学習からスタートし、6ヶ月で必要とする英語でのコミュニケーションを実現するプログラムをオンラインで提供しています。 

お一人おひとりの状況を伺って、専用のメニューを組み、マンツーマンでサポートするため、学習習慣の定着をはかりながら、無理なく取り組め、効率よく習得いただけます。

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