英語は3ヶ月の学習で成果を出せるの？

その答えは、「YES」でもあり「NO」でもあります。

どういうことかというと、

マンツーマンで、あなたに必要な英語に特化して集中的に学べば「YES」、

なんとなく英会話に行ってみるのでは「NO」なのです。

Contents

マンツーマン＆スパルタ！じゃなくても、3ヶ月で成果が出せる理由
- すべきことはたった2つ
- 実戦で使えば使うほど、学習効果は加速する
英会話に3ヶ月通うだけでは上達しない理由
- ゴール達成に必要な学習とは？
まとめ

マンツーマン＆スパルタ！じゃなくても、3ヶ月で成果が出せる理由

3ヶ月で英語を身に付けるというと、マンツーマン＆スパルタで、毎日何時間もかけることをイメージされるかもしません。もしくは、とても短い時間に感じ、とうてい無理と感じてしまうでしょう。

しかし、1日1時間を3ヶ月間続けるという短い時間でも、何にどのように取り組むかによっては、大きな成果を生み出すことができます。

すべきことはたった2つ

3ヶ月で成果をだすために大切なことはゴールをしっかりと定めること。3か月後にどのような状態になっていたいのかを、できるだけ具体的に考えてください。そして、ゴールに到達するために必要なことのみを徹底して学習すること。

・ゴールを具体的に定める
・ゴール到達に必要なことに絞って学習

すべきことは、この2点だけなのです。

例えばゴールが、社内の英語会議の内容を80％聞き取れるようになる、ということであれば、まずは必要な文法と単語を総復習します。特に単語については、正しい音の確認が必須です。

次に、返り読みせず、英語の語順通りに情報を処理する脳の回路を作っていきます。

最初はゆっくり。徐々にスピードを上げていき、会話のスピードで情報を処理できるまでトレーニング。加えて、音の連結・脱落・同化・弱化といった音変化をマスターしていけば、確実に聞き取れるようになっていきますよ。

さらに、実際の会議音源もトレーニングに組み込めれば、尚よしです。

実戦で使えば使うほど、学習効果は加速する

英語の習得スピードは、どれだけ自分ごととして捉えられるかで、雲泥の差がつきます。

例えば、実際の会議音源を教材にしたとしましょう。仕事に直結しているから、あなたの集中度は大きくアップしますよね。そして、聞き取らなければならない参加者たちの声や話し方のクセにも慣れていきますし、内容をしっかり理解することで、仕事の成果にもつながります。さらに、すぐに使える表現のオンパレード。

このように、実務の英語を教材にすることには、計り知れないメリットがあるのです。

「1日1時間しかとれない」と思っていた学習時間も、会社の英語の会議、同僚との会話、英文メールの対応…なども入れたら、いつの間にか2倍、3倍になっていますよ。

英会話に3ヶ月通うだけでは上達しない理由

突然ですが、あなたはNHKの連続テレビ小説『カムカムエブリバディ』を見ていますか？英語がサブテーマになっているので、家族と毎朝見ています。

今朝は、主人公・ひなたが結婚資金にと貯めていたお金を解約して、思い切って3ヶ月のマンツーマンの英会話レッスンに通う決意をしました。

しかし、英会話に3ヶ月通ったけれど、職場では全く使うことができませんでした。

この理由、なんとなくわかりますよね？

ゴール達成に必要な学習とは？

そうです！ひなたが必要としている英語と、英会話レッスンで学習していた内容に、大きなギャップがあったからです。

ひなたの仕事は映画村のお化け屋敷の受付。来場する外国人に、お化け屋敷とはどういうものか、チケットは1枚いくらなのか、ということを話せるようになりたかったのです。にも関わらず、英会話のレッスンでは、「パーティーに行きませんか？」とか「私は友達に手紙を書いています。」などと、実務とは関係のないフレーズばかりを練習していたのです。

ゴール達成に必要な学習をしないと、一生懸命努力したところで、3ヶ月たっても、半年たっても、1年続けたとしても、あなたの辿り着きたいゴールにたどり着くことはできません。

では、ひなたのゴール達成には、どんな学習が必要だったのでしょうか？

答えは、具体的なシチュエーションを想定した、接客に必要な英会話の学習です。つまり、ひなたは、英会話スクールのカウンセラーに、まずは自分がどうして英語を話したいのかを説明し、それに見合った学習内容を提供してもらえるかを確認すべきでした。

そして、具体的なシチュエーションを想定した、接客に必要な英会話の学習を続ければ、1ヶ月ほどで効果を実感でき、実戦を交えながら学習を加速させ、3ヶ月後にはゴールを達成できたことでしょう。