英語日記で英語力アップ!効果的な書き方と続けるヒント  

日常的に使える英語力アップの方法として、英語で日記を書くことは、非常に効果的なのでおすすめです。

その理由は、あなたが日本語で考えたり、話したりしている単語やフレーズを英語にすることで、最も実用的な英語から優先的に習得できるからです。

だから私の英語コーチングを受講している方には、必ず英語日記をつけていただき、毎日フィードバックをします。

今回は、英語日記は初めてという方のために、下記をわかりやすくまとめました。

  • 英語で日記を書く3つのメリット
  • 英語日記の書き方
  • 続けるコツやモチベーション維持の方法

英語で日記を書く3つのメリット

英語で日記を書くメリットは、大きく3つあります。

1つ目は、冒頭でもご紹介したように、日々の業務や出来事、考えていることを英語で記録することで、実戦的な英語の表現力や語彙力が向上します。

テスト対策ではないので、市販の単語集やフレーズ集を参考にして、日本語でも使わないような表現を一生懸命覚えるのは効率が悪いため、おすすめできません。

2つ目は、英語で自己表現する習慣が身につき、外国人患者や外国の先生方とのコミュニケーションがスムーズになることです。

日記には事実に加えて、そのときの感情やあなたの意見なども書くことで、想いを伝える練習にもなりますよ。


3つ目は、
自己反省や目標設定を英語で行うことで、論理的思考力が鍛えられます。意識的に数字を使ってみるのもおすすめです。

英語日記の書き方

ここでは、英語日記の書き方のコツや具体例、続けるためのモチベーション維持についてご紹介します。

ステップ1:英語日記の基本構成と書き方のコツ

日記は、その日に実際に行ったことや考えたことを基本に構成します。シンプルな英語表現を使い、基本時制(過去・現在・未来・現在完了)を使い分けることで、読みやすい日記が書けます。

まずは日本語で書いて、それを英語に訳しましょう。慣れてきたら、最初から英語で書くようにします。

ノートなど紙でもいいですが、私のおすすめはパソコンです。翻訳ツールを使って、効率よく書けるからです。また最終的には、音声入力機能を使い、書かずに話して記録してみてください。この順番で取り組むことで、あなたの英語力・英会話の力は驚くほど上達しますよ。 

ステップ2:例文紹介

最初は少しずつでも構いません。徐々に文量を増やしていきましょう。

下記は産婦人科の先生の実例です。このように、リアルな日々を、自分の言葉で書いていけばOKです。

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(日本語)

今日は当直明けだった。

決して忙しい病院ではないが、昨日は病棟急変があって大変だった。

新しい抗がん剤でCRS(サイトカイン放出症候群)という重篤な免疫関連副作用が起こった。

ちょうど日勤と夜勤の交代の時間だったため、救急対応のための人員確保がスムーズにでき対処できた。

その後は平和な晩を過ごしたが、やはり病院のベッドで寝ると熟睡はできないため、今日は1日眠かった。

(英語)

I was on night shift last night. 

The duty usually isn’t busy, but it was tough for me because I had to handle an emergency situation. 

A patient experienced cytokine release syndrome (CRS), a serious immune-related adverse event, due to the new chemotherapy. 

It just happened as the day shift staff were handing over to us, the night shift team, so

we managed to handle it smoothly by quickly gathering the medical staff. 

After this event, the rest of my shift was peaceful, but I couldn’t sleep well on the hospital bed and felt sleepy all day.

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ステップ3:続けるためのモチベーション維持法

英語日記を続けるためには、習慣化が大切です。一般的に、3週間続けることができれば、習慣化するといわれています。

まずは1週間、書く時間を決めたり、自分にご褒美を設定したりすることで、モチベーションを維持して続けてみましょう。

効果を最大限にするため、また続けるという観点から、英語のネイティブまたは英語コーチ等にフィードバックをもらうことは必須です。

3ヶ月も続ければ、日常使いの単語や表現は、ほぼカバーできるようになりますよ。

まとめ

今回の方法は、普段私が英語コーチングの受講生さんにお伝えしている内容です。英語の苦手意識から、最初は少ししか書かない方でも、習慣になってしまえば、スラスラと時間をかけずに書けるようになってきますし、文量も大幅に増えていきます。

自分に必要な英語習得を、効率的にする王道ともいえますので、ぜひ取り組んでみてください。

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お一人おひとりの状況を伺って、専用のメニューを組み、マンツーマンでサポートするため、学習習慣の定着をはかりながら、無理なく取り組め、効率よく習得いただけます。

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