医師の英語力アップに”医師ではないネイティブ講師”と英会話する5つのメリット

医師として英語力の向上を考えたとき、多くの方がまず思い浮かべるのは、専門的な医学用語や表現の習得でしょう。

もちろん、医療現場でのコミュニケーションや学術的な発表には、高度な専門知識が必要です。しかし、英語を「使える言語」として自信を持って運用するには、それだけでは不充分といえます。

それは、「シンプルな表現で、わかりやすく伝える練習も必要」だからです。

「日本語ではパッと出てくるのに、英会話になるとしどろもどろになってしまう」のは、語彙力だけの問題ではなく、日本の英語教育に英会話などのアウトプットが圧倒的に不足しているから。

だから「医学用語を習得してから…」なんて言わずに、どんどん話す機会を作りましょう!

そこで今回は、英会話レッスンで”医師ではないネイティブ講師”とディスカッションをする5つのメリットをお伝えします。

一見、医療のバックグラウンドを持たない講師との会話がどれほど有効なのかと、疑問に思うかもしれませんが、実は多くのメリットがありますよ。

メリット1. 複雑な医療概念をわかりやすく説明する練習ができる

医療の専門用語は一般の人にはわかりにくく、説明が難しい場合が多いです。

だから医療知識の無いネイティブ講師が、素朴な疑問を投げかけることで、複雑な概念をよりシンプルな言葉に置き換えて説明する練習ができます。

例えば、学術的な言葉を日常の表現に変えたり、具体例を挙げてわかりやすく伝えたりすることで、英語の表現力が自然と鍛えられます。

このスキルは、患者に診断内容や治療方針を説明するときなど、日常診療でも大いに役立つことでしょう。

メリット2. 英語での反射的なコミュニケーション力が向上する

医療現場では、予想外の質問や場面に対応することがあります。

ネイティブ講師とのディスカッションは、こうした状況に備え、即座に英語で考えをまとめて返答するスキルが養えます。質問に対する瞬発力がつくことで、いかなる状況でも、自信を持って英語を使うことができるようになりますよ。

メリット3. 柔軟な英語運用力の習得

ディスカッションでは、医療知識を持たない相手の立場に立って話す必要があります。これは、普段使い慣れた表現を工夫してわかりやすく伝える創造的な作業です。

相手の立場や理解度に合わせて言葉を選び、説明を簡潔にまとめることで、実践的な英語の運用力が鍛えられます。英語を話すことへの抵抗感が減り、自然に英語でのコミュニケーションができるようになるのです。

メリット4. 視点の違いを学び、自分の理解も深められる

医療に関する専門知識を持たない講師からの質問は、時に鋭い視点を提供してくれることがあります。

普段は考えもしない切り口からの質問に対応することで、ご自身の知識を再確認するいい機会になるでしょう。

このプロセスは英語力だけでなく、自分の専門分野についての理解も深めることにもつながります。

メリット5. 医師同士のコミュニケーションも楽になる

複雑な概念を簡潔に説明する練習をしておくと、医師同士で専門的な会話をする際にも、要点をより明確かつ迅速に伝えられるようになります。

これらの結果、学会でのディスカッションや海外医師とのコミュニケーションが一層スムーズになることが期待できます。

まとめ

医療を専門としないネイティブ講師とのディスカッションは、専門知識を英語でどのように効果的に伝えるかを学ぶ絶好のチャンスです。

英語の基礎力や表現力を伸ばすと同時に、柔軟な思考力や応用力も養うことができます。さらに、専門用語を使った医師同士のコミュニケーションをより円滑にする準備としても、この練習は大いに役立ちます。

患者や医療関係者と円滑にコミュニケーションを取るための実践的な英語スキルを身につけたい方には、このアプローチをぜひおすすめいたします。

すでに英会話をされている方は、ぜひ5つのメリットを意識して、実践してみてくださいね。

 

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