多忙な医師の英語力は5つ(4技能+1)に分けて集中的に向上させる

国際学会での発表を依頼されたり、医局の代表として参加をすることは、非常に喜ばしいことです。

しかし、その一方で普段は英語を話すことが少ない方は、英語でのプレゼンテーションや質疑応答の準備に頭を悩ませてしまうことでしょう。

医療業界で25年、これまで多くの日本人医師をサポートしてきた英語コーチが、多忙な医師が集中的かつ効率的に英語力を向上させる方法をお伝えします。

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4技能+1の5つに分けて、優先度の高いものから取り組む

英語力の向上には、読む・書く・話す・聞くという4つの技能の習得が必須です。しかしながら、忙しい医師にとっては1日30分の英語学習の時間を捻出することすら、至難の業です。

私は、4技能+1の5つのうち、「業務に必要」かつ「目標の英語レベルに対して乖離の大きなもの」から、集中的に取り組むことをおすすめします。

そして、4技能+1の「1」は、文法です。全ての技能に必要ですが、文法を気にし過ぎると、学習が思うように進まない方もいるため、あえて別にしています。

毎日先生方の英語習得をサポートし、受講を検討されている方のカウンセリングをしているなかで、4技能全てを満遍なく必要とする方は多くいません。

それは、皆さん、得意・不得意があったり、業務の内容を伺った結果、優先度の低い技能もあるからです。ひとつひとつ、習得のヒントを交えながら解説していきますね。

1.リーディング(読む)

英語の医学論文や学会資料を積極的に読み、単語や慣用句、表現法を学びます。また、英語の小説やニュース記事、ウェブサイトなどを読むことも、読解力を高めますし、英語との接触機会が増えるため、役立ちます。

2.ライティング(書く)

英語での論文執筆はもちろんのこと、発表に必要な英語ライティング力を高めるために、自分で英語のエッセイや日記を書いてみることも有効です。

また、書いた英文が実際に伝わるのか、英語をネイティブとする人の添削や、英文校正サービスを利用して、フィードバックを受けることもおすすめですよ。

3.スピーキング(話す)

英語を話すことに慣れるために、英語での会話練習を積極的に行いましょう。例えば、英会話スクールやオンライン英会話サービスを利用したり、英語を話せる同僚や友人と、英語でのコミュニケーションを行うことが有効です。

特に、英会話の場合は受けたままにせず、レッスンを録音(録画)して復習することも非常に効果的です。

4.リスニング(聞く)

英語でのプレゼンテーションや発表を聴くことで、英語の聴解力を向上させることができます。定番ですが、TEDプレゼンテーションは、大いに参考となります。

英語のニュースや映画も聴解力の向上に役立つので、積極的に取り組んでみてください。

5.英語の文法

英語の文法を正確に理解することは、英語でのコミュニケーションや論文執筆において非常に重要です。英語の文法書や問題集を使って、基本的な文法を学び、実践的な練習を積み重ねることが大切です。

まとめ

ご紹介したように、リーディング、ライティング、スピーキング、ヒアリング、文法の各分野に分けて、優先順位をつけて学習することが習得の近道です。

私のカウンセリングではSMARTゴールを設定し、講座期間中は目標達成に向けてサポートしていきます。

弊社では、1日30分の学習からスタートし、6ヶ月で必要とする英語でのコミュニケーションを実現するプログラムを提供しています。

お一人おひとりの状況を伺って、専用のメニューを組み、マンツーマンでサポートするため、学習習慣の定着をはかりながら、無理なく取り組め、効率よく習得いただけます。

ぜひ下記よりお気軽に無料カウンセリングをお申し込みください。

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