言いたいことを英語で言えるようになるには

「とっさのときに、言いたいことを英語で言えたら…」と、英語を学んでいる方なら、1度は感じたことがありますよね。

とっさの時に英語で応答できるスキルのことを「瞬発力」といいます。日本語なら難なく答えられるのに…と思うと、本当に悔しい!

でも、日本の英語教育には英語でのアウトプットが圧倒的に少ないから、当然といえば当然なんです。今まで練習をしてきていないから、「とっさのときに英語が出ないのは当たり前」そう開き直ってしまえば、あとは瞬発力を鍛えるだけです。

つまり、裏を返せばこれから鍛えることで、あなたの「瞬発力」には、いくらでも伸び代があるとも言えます。

だから、今回は「瞬発力」をどう伸ばすかを解説していきます。

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日本語で考えていないことは、英語で話せない

英語で日記を書くメリットでもお伝えしましたが、最初のうちは日本語で考えて、それを英語にしてアウトプットをしていきます。

だから、まずは日本語で考えていることを、意識的に捉えてみましょう。実は人間は、無意識のうちにあれこれ考えながら、行動や発言をしています。それを意識してみるのです。

たとえば、今朝の私が起きてから朝食を食べるまでのことを思い出してみましょう。

まずはトイレに行き、それから顔を洗う。ここまではほぼ無意識です。(少しお腹がすいたなぁ。そういえば、昨夜は夕飯もそこそこに寝たんだった)キッチンに向かうと電気がついている。(あれ?誰か起きているのかな?娘かな?)ドアを開けると(やっぱり娘だった)「おはよう」と声をかけ(朝ごはん、自分だけ食べようかな?娘も食べるかな?いや、まだ食べないか)

というように、声に出さなくても、( )内のように頭の中ではあれこれ考えているわけです。これが仕事であれば、もっと色々考えていますよね?

それを、意識的に日本語で書き出し、英語にしてみましょう。そうすることで、自分の考えていることを英語でアウトプットすることに慣れていくのです。

翻訳ソフトに頼るときは、発音も頼りましょう

最初は、日本語をGoogle翻訳などの翻訳ツールを使って、英語にするという方法をとります。そのときに、英訳を確認したら、下部のスピーカーのアイコンをクリックして、必ず発音もチェックしましょう。

自分の考えを英語にして、耳で発音を確かめて、実際に声に出して言ってみる、ここまでをセットで学習してください。

その理由は、最終ゴールは「英語で言いたいことを言えるようになる」ことだからです。

このようにして、自分の言葉を英語にしてアウトプットする練習を重ねていけば、言いたいことをスラスラ言える「瞬発力」がついてきますよ。

英語を話す練習には、英会話も有効

英会話のレッスンは、講師とフリートークできるタイプのものを選び、会話の主導権を講師任せにしないことをおすすめします。

具体的には、「今日はこんなシチュエーションで、〇〇について話をしたい」と講師にリクエスト。そして、自分の練習してきた言いたいことを、英語で思う存分話してみましょう。

講師との会話はしっかり録音または録画をして、必ず振り返ってください。新しいフレーズを増やしていくよりも、反覆して確実に自分のものとするほうが効果的だからです。

英会話については、こちらの記事も参考にしてください。

「オンライン英会話の効果を劇的に高める3つの秘訣」

まとめ

いかがでしたでしょうか。今まで練習をしてきていなければ、瞬発力には伸び代しかありません。

「言いたいことを英語で言えるようになる」と、目的が明確なので、練習を着実に重ねていけば、スラスラと言えるようになりますよ。

学会でのプレゼンテーションをはじめ、英語を話せることでチャンスは飛躍的に大きくなります。ぜひ、プレゼンテーションと同様に、優先すべきトピックスからアウトプットを始めてみてください。

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