英語を話せるようになりたい医師をはじめとするビジネスマンの皆様にとって、仕事で使う英語と一般的な英会話、どちらから始めるのがよいか、悩ましいですよね。
どっちから始めるのが正解かは、ズバリ!結論からお伝えすると、仕事で使う英語から学習を始めるのが正解です。
これは、初級〜上級まで、全てのレベルの学習者に当てはまります。
今回は、忙しい医師やビジネスマンが、仕事で使う英語から学習を始めるべき3つの理由を解説します。
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理由1:ビジネス英会話のほうが、話題が限定的だから
学校で習ってきた「日常英会話=基本」と、捉えている方もいらっしゃるかも知れませんが、日常会話は基本ではありません。なぜなら、その話題・トピックは無限にあり、身につけるべき語彙や背景知識も無制限にあるからです。
トピックの例としては、「食事や料理」「家事や雑事」「身の回りの用事」「政治、経済」「仕事や学業に関すること」「趣味やレジャー活動」「最近のニュース」「社会問題」「科学技術」「犯罪や法律」「ドラマやコメディー」など、キリがありません。
日常英会話とは、これらのトピックを幅広くカバーするということ。かなり膨大ですよね。
一方、医師やビジネスマンが仕事で使う英語の場合、その話題は極めて限定的です。医師であれば、ご自身の研究内容を発表したり、外国人患者に対応できたりすることが、最優先事項なのではないでしょうか。
習得すべき英語の範囲を絞れば、必要な語彙や知識も絞れて、それだけ効率的に学習でき、習得も早くなります。
理由2:日常英会話は、仕事ではそのまま使えないカジュアルすぎる表現も多いから
我々が日常会話と呼んでいるものは ほとんどが親しい人達との会話です。日本語でも、そのような人たちとの会話では、堅い表現は使いませんよね。
フランクでカジュアルな表現を使うことで親密さを表したり、省略や短縮形を使って、短時間で活発なコミュニケーションをとろうとしたりします。
英語での日常会話も、基本的には全く同じです。形を崩したカジュアルな形が好んで使われますし、そのような意味で、特定の地域や仲間内だけで通じるスラングも頻繁に出てきます。
一方で、学会プレゼンやビジネスなどのフォーマルな場では、やはり、きちんとした英語、プロフェッショナルな表現を使う必要があります。そのためも、まずは、仕事で使う英語を学ぶのが得策なのです。
理由3:仕事で使う英語ができれば、日常会話も容易に習得できるから
仕事について、ある程度自由に表現できるようになったら、日常英会話に進みましょう。一つ一つ、対応できるトピックを増やしていくイメージです。
トピックは、ビジネスの延長線上で必要そうなものを、優先的に選びます。
例えば、海外の医師やビジネスパートナーと一緒に、会食している場面を想像してみてください。その時に話す内容は、仕事以外では、ご自身のこと、家族のこと、食べ物のこと、日本のこと、最近ニュースで話題になったことなどですね。
親睦を深めることは、お互いを理解し合うことなので、相手の関心を引きそうなトピックを順番に選んでいけばOKですよ。自分の趣味や特技などは、相手との共通項があれば盛り上がれる話題なので、英語でも話せるようにしておくと役立ちます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、日常英会話よりも、仕事で使う英語から学習を始めるべき3つの理由を解説しました。
あなたの専門領域の英語に絞ることで、「ここまでやればOK」という目標が必ずできますよ。
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