医師を英語で表すとき、多くの人は “doctor” という単語を思い浮かべるでしょう。しかし、英語圏では “doctor” 以外にもさまざまな表現があり、文脈やシチュエーションによっては、適切な言葉を使い分けることが効果的です。
本記事では、doctorを含めた医師を表す英語のバリエーションや、使うべきシーンを例文と共にご紹介します。
尚、日本の主要な診療科の「医師」の英語表現については、こちらの記事もご覧ください。
Contents
一般的な医師に使われる表現
まずは、一般的な医師の呼び方です。医療に関わる方は、耳にしたことがあるかもしれません。
- Doctor (Dr.)
:最も一般的な表現で、医学博士号を持つ人全般に使われます
- Physician
:特に内科系医師を指すことが多い表現
- Medical Doctor (MD)
:企業や学術機関等で、薬の研究開発に関わる医師が、医師資格を強調するときに用います
- Clinician
:臨床医としての役割を強調する場合に使われます
【例文】
As a clinician, I focus on patient-centered care.
(臨床医として、私は患者中心のケアを重視しています。)
研修医や若手医師に使う表現
次は、研修医など若手を表す英語です。国家試験に合格後、最初の2年間は専門を持たないため初期研修医、3年目以降は専門性を高めて研鑽を積みます。この研修期間に応じた英語表現があるのです。
- Junior resident:初期研修医
- Senior resident / Resident:後期研修医
- Fellow:専門研修医
研修医を受け入れている方や、海外の医療ドラマがお好きな方には、おなじみの表現でしょう。現在、研修中の方は、医療従事者と話すときにぜひ、使ってみてください。
【例文】
I am currently a cardiology fellow.
(私は現在、循環器内科の専門研修医です。)
専門医や指導医に使う表現
医師として専門性や責任ある立場であることが含まれる、表現です。
- Attending physician:指導医・主治医
- Board-certified physician:専門医資格を持つ医師
【例文】
The attending physician will discuss your treatment plan.
(担当医が治療計画について説明します。)
病院勤務医と開業医など働き方をともなう表現
医師の働き方は多様なため、働き方を含めた英語表現もあります。
- Full-time physician:常勤医
- Part-time physician:非常勤医
- On-call doctor:当直医
- General practitioner (GP) / Family doctor:一般医・家庭医
【例文】
I run a small clinic as a general practitioner in Japan.
(私は日本で開業医をしています。)
医療機関内での役職
最後は、大学病院など医療機関内での役職に応じた英語表現をご紹介します。日本の「部長」や「教授」といった肩書きは、海外では通じないことがあるため、適切な英語表現を覚えておくと便利ですよ。
- Chief physician:主任医師・部長クラスの医師
- Head of department:診療科長
- Medical director:病院の医療部門責任者
- Hospital director:病院長
【例文】
I serve as a medical director at a rehabilitation center.
(リハビリテーションセンターで医療部門の責任者をしています。)
医師としてよりも研究者・教育者の立場を強調する表現
医師の資格をお持ちでも、研究や教育に関わっている場合は、下記のような表現で、仕事内容を的確に伝えることができます。あえて「医師です」と言わないケースです。
【例文】
I am a clinical researcher specializing in oncology.
(私は腫瘍学の臨床研究者です。)
I teach medical students as an associate professor at ○○ University.
(私は○○大学で医学部の学生を指導しています。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。国際会議や学会等で、海外の医師と交流する際は、資格・役職・専門分野を明確にすることがとても大切です。
適切な英語を使い分けることで、誤解を防ぎ、専門性で飛躍する機会を得られるかもしれません。円滑なコミュニケーションが取れるよう、ぜひ使ってみてください。
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