日本人医師が初めて外国で学会発表を行うというのは、英語学習を始める大きなきっかけの一つです。私の英語コーチングを受講されている先生方のなかにも、「学会で発表する」という明確な目標を持って英語学習を始めた方がいらっしゃいます。
今回はそのうちのお一人で、学会での初めての発表を目指して、英語学習を再開された先生のお話を共有させてください。
「英語どうしよう…」と迷われている先生には、ぜひ参考にしていただきたいお話です。
Contents
学会発表をきっけに始めた英語学習
A先生は、学会発表が決まったことをきっかけに、私の無料カウンセリングにいらっしゃいました。
受講を開始されてからは、忙しい診療や研究の合間を縫って英語を学び、発表スライドやスピーチ原稿を作成するための準備を重ねていきました。英会話のレッスンも併用して、発音や表現を細かく練習。質疑応答での英語の対応力にも磨きをかけて、発表に臨まれたのです。
最初は、発表自体が大きなプレッシャーであり、目標そのものでした。
しかし、いざ学会の舞台に立ち、発表を終えたとき、予想外の感情が湧いてきたそうです。それは、「もっと自分の言葉で伝えたい」という新たな意欲。
学会発表を通して感じた「もっとわかり合いたい」という意欲
A先生が直面したのは、学会発表という一つの大きな目標をクリアした後の次のステージです。
発表が無事に終わり、聴衆からの反応も良かったにもかかわらず、自分が発表した内容をもっと詳細に、深く、そして正確に英語で表現したいという気持ちが高まったのです。
「用意した原稿を読むだけではなく、自分の考えや感じたことを、その場で自然に英語で伝えたい!」
これは、学会発表の成功によって生まれた、新たな挑戦といっても過言ではありません。
A先生にとっては、学会発表自体がゴールではなく、むしろ次なる挑戦へのスタート地点であることを痛感させられる瞬間だったのでしょう。
医師として、自分の研究や経験をより深く、より広い視野で国際的な場に発信するために、英語力のさらなる向上が必要だと強く認識されたのです。
英語コーチとしてサポートする次なる目標
このように「もっと自分の言葉で伝えたい」という先生の新たな目標に対し、英語コーチとしてどのようにサポートできるかを考えることが、私の次のミッションです。
学会発表は確かに大きなステップですが、その後に続く挑戦こそが、医師として国際的なキャリアを築いていくための本当の意味でのスタートです。
次なるステップとして以下のようなアプローチが考えられます。
ディスカッション力の強化
学会発表の後に行われる質疑応答や、学会後の交流では、原稿なしのディスカッションが求められます。この場で、自信を持って自分の意見を発信できるようになるためには、普段からディスカッション形式の練習が重要です。
Camblyなどのオンライン英会話ツールを活用し、ネイティブスピーカーと自由に意見を交わす練習を取り入れることが効果的です。
専門分野に特化した表現の習得
医師の専門分野によって、必要とされる英語表現やボキャブラリーは異なります。単なる日常会話ではなく、医療英語や特定分野の技術的な表現を習得することが、より高度なコミュニケーションに繋がります。
これを目指して、発表内容の再構成や、論文執筆時に使われる専門用語の練習を通じて、深い理解力を身につけるサポートを行います。
インタラクティブなコミュニケーションの練習
コミュニケーションには、英語で自分の考えを伝えるだけでなく、相手からの質問や意見に即座に応じる力も求められます。この力を鍛えるために、実際の発表やディスカッションの場を想定したシミュレーション練習を行い、フィードバックを重ねることで、応答力が向上します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。学会発表は単なるゴールではなく、英語力向上への新たな挑戦が始まるスタートラインです。
お話を伺って、プロの英語コーチとして次なる目標も全力でサポートしたいと強く感じましたし、日々の研鑽を積もうと身が引きしまりました。
A先生は最初の目標達成と同時に、次なる目標へとスタートをきられました。今後も英語学習を続け、国際的な舞台で活躍していただきたいです。
弊社では、1日30分の学習からスタートし、6ヶ月で必要とする英語でのコミュニケーションを実現するプログラムをオンラインで提供しています。
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