英語を習得してコミュニケーションをしたいという方には、英語で日記をつけることをおすすめしています。
「日報なら書くけど、自分の日記はつけたことがない」
「日記なんて、小学校の絵日記以来だなぁ」
皆さん毎日お忙しいので、このような反応の方が大半かと思います。
でも、日本の英語教育には「アウトプット」が圧倒的に足りていませんし、ましてや日本語でも考えたことがないことが、英語で口からでてくることはありません。
だから、ご自身で日々考えていることをまずは日本語で言語化し、それを英語で話せるようになるためには、英語で日記を書くのが近道なのです。
- 語彙力の向上
- 文法の練習
- 自己表現力の向上
上記が、英語で日記を書くことの3つのメリットです。英語が一定レベルの方から、初心者の方までどなたにも効果があるのも、おすすめしたいポイントです。一つひとつ解説していきます。
メリット1:語彙力の向上
英語の日記を書くことで、日常会話や表現に使う単語やフレーズを自然に学べ、語彙力が向上します。仕事やプライベートで、様々なテーマや感情を表現するための言葉を探し、使うことで、より豊かな語彙を身につけることができます。
メリット2:文法の練習
英語の日記を書くことは、文法の練習にもなります。文章を組み立てる際に正確な文法を意識することで、正しい文法の使い方を習得できます。
誤りや違和感がある箇所を自分で発見し、修正することで、文法スキルが向上します。
メリット3:自己表現力の向上
英語で感情や考えを表現することは、自己表現力を高めることにも役立ちます。
自分の気持ちを英語に置き換えるときに、英単語のニュアンスの違いや利用シーンを知ることもできます。
例えば「嬉しい」という感情ひとつでも、次のように複数のバリエーションがあります。
英語 |
日本語 |
細かいニュアンス |
Happy |
嬉しい、楽しい、幸せな |
幸せな感情として使う |
Glad |
嬉しい、喜ばしい |
瞬間的な喜びに使う、フォーマルな場でも使う |
Pleased |
嬉しい、喜ばしい) |
〜できて嬉しい |
Delighted |
とても嬉しい |
大きな喜びに使う |
Grateful |
嬉しい、ありがたい |
感謝も含まれる |
そのため、どの単語を選択すべきか、自分の感情に最適なものを探すことで、より深いレベルのコミュニケーション能力が向上します。
英語日記のはじめかた
日記を書くときは、紙のノートでもスマホでもパソコンでも何でも、ご自分の続けやすい道具で構いません。まずはスタートして、続けることが大事です。
日本語を考えてから、シンプルに英訳していきましょう。英語のアウトプットの機会を増やすために、数行のメモ書きからでもいいので、始めてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私のコーチングでは、一定期間、英語で日記を書くことを課題にしております。「日記」という形式ではありますが、私が読むことを意識しているため、先生方の英語で伝える力は、飛躍的に向上します。
英語の日記に取り組む方は、ぜひ他人に読んでもらったり、添削を受ける機会も持ってください。フィードバックを受けることが、改善に繋がります。
業務に英語を必要とする方でも、「普段は英語で話すことは無い」という方は、意外と多いです。話す機会が少ない方でも、普段から自分の考えや感情を英語でアウトプットしていれば、話す機会が訪れたときに、スラスラとでてくるようになります。
弊社では、1日30分の学習からスタートし、6ヶ月で必要とする英語でのコミュニケーションを実現するプログラムを提供しています。
お一人おひとりの状況を伺って、専用のメニューを組み、マンツーマンでサポートするため、学習習慣の定着をはかりながら、無理なく取り組め、効率よく習得いただけます。
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